コンビニやスーパーでよく見かけるようになったサラダチキンというのがある。パックを開ければすぐに食べることができるコールドチキンです。プレーンなもの、ハーブが入ったもの、スモークされたものなど、鶏胸肉を調理した製品です。
すでにスライスされたものもあって使いやすくて超便利なのですが、そこはほら私のことですから作ってみたくなりました。といっても、塩麹が流行った時にはなんども鶏ハムを作ったので大丈夫!いつもは目分量なのですが今回はレシピを作るべく計量してみました。
使うのはチキンブレスト、つまり鶏胸肉です。脂肪が少なく高タンパク質なので積極的に採用している食材です。これをしっとりと柔らかく仕上げるにはちょっとしたコツが必要です。難しいことじゃないのですが、絶対に外せない重要なポイントです。
【鶏ハム】ハーブチキンの簡単レシピ
材料
鶏胸肉...1枚 皮がついていればはぶく
砂糖...小さじ1
塩...小さじ1
ハーブ,,,ローズマリー・タイム・バジル
庭にあるのがローズマリーとタイムとバジルですので、今回はこの3種類を使います。フレッシュなものがない場合は、イタリアンハーブミックスでOKです。
今回の鶏胸肉1枚は260gでした。
作り方
1)鶏胸肉に砂糖を振りかけて指先でなじむように強めにマッサージします
2)次に塩を振りかけて、その上にハーブを乗せてラップできっちりと包みます
3)冷蔵庫で6時間程度寝かせます
4)鍋にラップしたままの鶏肉を入れ、ヒタヒタになるほど水をたっぷり入れて蓋をし火にかけます
火加減は中火にしてください
5)沸騰直前で火を止め、お湯が冷めるまでそのまま放置します
*重要ポイント!鍋の近くに居てください。待つのは辛いですけど、キッチンを離れて失敗したことが何度もありますので!
本を読んで居たりゲームをしていたりで、沸騰直前を見逃したことがあります。
何分もグラグラと煮てしまうと少し硬くなってしまうんです。しっとり柔らかくするには沸騰直前、あるいは沸騰したらすぐに火を止めて余熱で鶏肉の中まで火を通さなくてはなりません。ここが最重要ポイントなんですよ!
アレンジとしては、ガーリックを塗っても風味が増します。胡椒をかけても好いです。白ワインか料理酒を小さじ1程度振りかけても美味しいです。
今回はガーリックもワイン・酒などは使わずにベーシックなものを目指しました。
3)のなじませる時間ですが、一晩置くくらいの感覚です。夜に冷蔵庫に入れてきっかり6時間ではなくもっと置いてもOKです。お昼や夜に作っても大丈夫。最低でも6時間は置いて下さいね
少し冷たく冷やした方が切りやすくなります。
早速サラダ仕立てで食べました。
翌日キャベツと人参のラベを一緒に挟んでサンドウィッチを作ってみました。人気の具沢山サンドです。隠し味にバジルの葉を一枚潜ませています(笑)
胸肉1枚ではすぐに食べてしまいます。次回はたくさん作ろうかなと思ったり、いやいやそうじゃなくて食べる分だけにしておきなさいという心の声が響きます。
その都度作った方が美味しいですものね。
手作りに勝るものはなし!
美味しければ・・という前提がつくのかもしれませんが、自分で作った方がパサつき感がなく食べやすいものでした。
うちでは鶏肉と言えば、鶏腿肉になります。鶏腿肉が最高だと豪語する老人が居るのです。胸肉はどうもパサパサして気に入らない!と敬遠していたのですが、この作り方だとしっとり仕上がるので文句を言わなくなりました。
いかがでしたか?コレステロールや血圧が気になっているとかダイエットを意識しているということでしたら、鶏胸肉がおすすめです。ハーブを使わなくてプレーンなものがお好みなら、ハーブなしでもOKです。よかったら試して下さいね。