怖い夜咄(よばなし)は何も夏に限ったことではない。実際に私の身に降りかかった今夜の出来事をお話しようと思う。
随分前からWordPress管理画面にアクセスすると、更新のおすすめが目についていた。リリーズ直後のupdateは避けているので、赤いお知らせマークがチラチラとするのが気になりつつも放置していたんです。
WordPressをupdate
でも今日は気分も良いし、目の調子も朝よりはよくなってきたのでなんとなく不具合がでても対応できるかななんて思ってしまいました。そして、ほんとうに思いつきで更新ボタンをポッチっと押してしまったのです。WordPressは最新の5.0.2になりました。
で、日記を書こうと『新規投稿』をクリックすると、今までとはまったく違うデザインの投稿画面がでてきました。怖っ!

編集ツールバーが最小化されており、ブロックなるものを追加してカスタマイズしろ!とメッセージが出ました。
あぁ、古いバージョンの編集画面をカスタマイズしてなくてよかったわ。updateをしたら初期化されて設定が消えちゃったということは何度も遭遇していますのでデフォのまま使っていましたからセーフです。

今はタイピングする段落のすぐ上に小さいツールバーが出ますので、目障りだと消そうとしたらツールバーは消えなくて、書いていた文章が段落がまるごと消えましたけど・・・(怒)

とりあえず恐る恐る使っています。そのうち慣れるのでしょうね。そんなわけで新しいエディタから初投稿です。
プラグイン
他にも赤いお知らせマークが増えてきたので、対応してみようかなと思ったのが運の尽き!
最近どうもTOPページの表示速度がきになるので、調べたところ改善点がたくさんあるとGoogleさんにアドバイスされました。画像も増えてるしいろんなことが気になるので、お正月前に改善して新しい気分で新年を迎えようと思ったのが裏目にでました。
思い原因のひとつはプラグインかもしれないと思って、取り付けたプラグインを丁寧に見てきました。使っていないものがあったので、停止ボタンを押しました。もう使わないものは削除して、また使いそうなものは停止しておきます。停止だと邪魔にはならないと思います。
そして高速化というのをもう一度考えてみました。
- 画像を軽くする(圧縮する)
- CSSとJavaScriptを整理する
- キャッシュを導入する
どうもこの3つが大事なのに、私は画像以外はあまり気にしていませんでした。
画像については思うところもあるのでまた後日実験してみますが、とりあえず圧縮しておこうかと思いその手段を調べてみましたところ、画像を取り込むたびに圧縮してくれるプラグインがあるというのです。しかも今までの画像も一括で処理できるのだとか。
便利ですね、プラグイン。でもプラグインもたくさん採用しすぎると重くなるので厳選せねばなりません。
厳選しなければならないのですが、どうやって厳選するの?と思った時、みなさんはどうされますか?
私の場合はググってみてメジャーなプラグインを選んてみて、ダメだったら削除すればいいやと思ってしまったのです。ほんとチャレンジャー!
BackWPup
その前に、念のために今のファイルをどこかに保存せねばなりません。もちろんサーバー機のほうでもデュアルで自動バックアップとっていますが、もしも復元となるとやっかいなことになります。記事データの保存くらいは自分で管理したほうがよいよね?ということで、いろいろしでかしてしまう前に今までupしたものを保存してしまいましょう。
『BackWPup』という常駐プラグインを採用しました。今回だけでなくこれからは定期的にバックアップファイルを保存できるように設定しました。データーベースの保存もできるようなので、それもお願いしておきました。設定の詳細はまた後日詳しく書こうと思います。
Lazy Load
次に採用したのは『Lazy Load』という、画像の遅延読み込みを改善してくれるというプラグインです。これでページスピードが早くなるのだとか。
EWWW Image Optimizer
有名な画像圧縮プラグインです。メディアをupするときに自動で最適化してくれるもので、過去の画像も一括ボタンをクリックするだけで実行してくれます。
WP-Optimize
これはデーターベースを綺麗に最適化してくれるプラグインです。自動で不要なものをお掃除してくれるのだから、サーバー内のルンバみたいなものでしょうか?
常駐させなくても良いようなので、一度最適化したら停止ボタンを押してお昼寝してもらっています。次に使うときに有効化ボタンを押せばよいはずです。
Head Cleaner
さて、いよいよ今回の犯人登場です。CSSとJavaScriptを最適化してくれる『Head Cleaner』というプラグインです。キャッシュ削除ボタンもついているから便利そう!と導入したのですが・・・
参考にしたサイトには失敗した場合とか、その対応法とか不吉な言葉がちらちらと見え隠れしています。でも、読めば読むほど魅力的な効能が書いてあるんです。
とりあえずやってみようということで、プラグインのページで取り込んで詳細を設定してみました。いざ実行ボタンを押すと画面を読み込んんで・・・エラーメッセージが出てきました、英語で(汗)
あれ?おかしいな、どこが不具合なんだろうと設定箇所を検討しながらポチッと押してもエラーメッセージは消えません。
もしやと思ってサイトを表示してみるとなんとっ!エラーメッセージがそのまま出てる(滝汗)
この寒い夜中に嫌な汗が出てきます。
さすがの私もちょっと焦って不具合の対処法を探してみると、『画面が真っ白になったとき』とかの対応法がたくさんでてきました。
よかったぁ、まだ私のサイトは見ることはできます。不吉なエラーメッセージが堂々と最上部に現れているだけで・・・(←そこで安心できないから)
参考サイトをよくよく読んでみると、なんと『バージョンアップしたてはヤバい』という内容のコメントが一行出ていました。
あうっ!WordPressのバージョンアップしたよね、私。今夜とりかかった最初にバージョンアップした。そうなんだ、このプラグインは最新というわけではなさそうだし、WordPressの最新バージョンには適応しないことがあって然るべきだなぁと思い至ったのでございました。
さて、で、どうしたらいいのよ?どうすればエラーメッセージが消えるの〜?と叫んでも助けが来るわけでもなく・・・プラグインを削除してみたところ、エラーメッセージは消えました!やった〜!
根本的に解決したのかどうかよくわかりませんが、エラーメッセージが見えなくなったから今夜はこのくらいにしときます。
まとめ
まぁそんなわけで怖い目にあったのですが、これに懲りずに時々WordPress内を整理整頓しなくてはなりません。
学んだことは、
- プラグインは厳選したものを少しだけ
- 使わないプラグインは削除か停止にする
今回導入したプラグインの詳細設定方法は、後日別ページで書きたいと思います。
それでも思うようなパフォーマンスが得られなかったので、最後の最後で自分が使っているブラウザのキャッシュを削除したら結構早くなりました。