友達のブログでスコーン写真を見た。
見たら食べたくなりますよね?
その友達のレシピで作りましたので、ここにレシピは無しです。かなりアレンジしたのでが基本の配合は友達のだからやっぱり載せることはできません。まぁ、今回のは2度とできない配合なので、手作りでお菓子を作っている人は興味を持たれるかもしれません。
スコーンに興味のない人は、読み物としてさっと読み流してください。
本日のスコーンの材料!
粉もん大好きの私は、節制していても見ると食べたくなってしまいます。
今日もそんな日で、スコーン上手な人のところで写真を見てしまうとじっとしていられません。レシピも載っているし作ってみましょう!スコーンは意外に簡単です。
ところがですね、いざとりかかろうと思ったら、薄力粉がない!!!
どうしますかねぇ。普通の人だったら買いに行くと思います。でもさ、私、普通じゃないから買いに行かなくても大丈夫!
パンを作った残りの粉があるし、足りない分もなんとかします。
アメリカではスーパーで小麦粉というと、All Purpose という種類の粉を買うことになります。日本の小麦粉よりザラつき感のある小麦粉なのですが、これでケーキを作っても日本のケーキに近づかない。膨らみも舌触りも違うのです。のちにわかったことですが、All Purposeって中力粉なんです。
では、スポンジケーキは何でつくるのかと思ったら、Cake Flour という粉があるのです。All Purposeよりも白くてキメが細かな粉でした。ちなみにCake Flourを置いているスーパーは少なかったです。
Cake Flour=薄力粉
All Purpose=中力粉
Bead Flour=強力粉
アメリカには美味しいスコーンがたくさんありますが、All Purpose Flourで作るお店が多いみたいです。専門店になると粉をブレンドしてると思います。私もアメリカ時代はAll Purpose Flourで作ったスコーンが好きでした。
粉はBOXに入れて冷蔵庫で保存しているのですが、本日の冷蔵庫にはパン作りで半端な量残った強力粉があります。量ってみると160gほど。
レシピは小麦粉200gとなっています。
あと40gほど・・・何かないかな。片栗粉?それは無理でしょ!
取り出したのはお好み焼きの粉でした。40gほどだからあまり影響ないかと思います。
次に、ベーキングパウダー小さじ2!
いそいそと冷蔵庫を探しましたが、無い?! 3度ほど探しても無いのだから無いのでしょうね。あると思ったのになぁ。
友達は天然酵母を使うことがあるというのを思い出しました。そこで私が使ったのがドライイースト。卵を使わないレシピなので、何か膨れるものが必要なのです。そう言い聞かせて混ぜました。
粉と砂糖・塩・ドライイーストを軽く混ぜます。
無縁バターはありましたので、四角に切って混ぜた粉に投入します。
ブレンダーで混ぜても良いのですが、今回は手で粉にバターを擦り込んでいきます。
その昔、cookpadにアンリシャルパンティエのアップルスコーンのレシピが掲載されていてとっても美味しくて何度もリピして作ったものです。パテシエが言うには、冷たいバターを粉に混ぜるときの工程が大事なんだと。
だからブレンダーを使わずに指先で冷たいバターをすり潰すような感じで混ぜていきます。
腕が疲れるのだけどそこを我慢して全体にポロポロとなくらいまで混ぜたら、次に牛乳を・・・
あ、牛乳も無い。どうしましょうか。
冷蔵庫を見るとミルミルが入っていました。乳酸菌だから入れてもいいかな?ミルミルってビフィズス菌かな?まぁいいや。普通のヤクルトよりもったりしてるので何とかなるでしょう。焼いて加熱するとビフィズス菌は死んじゃうのかな?
なんて思いながら、1pac=100ccのミルミルSを少量づづくわえながら混ぜていきます。
もはや友達のレシピの配合とは違うものに!
それにスコーンの味になるのかな?
結局 分量は
強力粉...168g
お好み焼き粉...32g
エリスリトール(人工甘味料)...30g
塩...3g
バター...50g
ミルミルS...100cc
なんとか生地がまとまりました。
その生地の半分にはローズマリーをくわえました。
のこりの半分はプレーンのままで。
これが焼く直前のスコーン生地です。
簡単!手作りスコーンの手順
- 大きなボールに、粉・砂糖・塩を入れ軽くかき混ぜる
- ダイスに切った冷たいバターを投入し、指先で潰すように混ぜる
- ミルクを少量づつ加え(今回はミルミルS)生地をまとめる
- ラップで挟んだ生地をラップの上からまな板で軽く押し2.5cmほどの厚さにする
- 切り分けてトレイに乗せ1、軽くラップをかけて冷蔵庫で20分寝かせる
- 190℃に余熱したオーブンで20分焼く
- 焼きあがったら網の上などに置いて冷ます
こんな感じで順調に焼きあがったのが最上部のスコーン写真です。
ドライイースト使ったから、冷蔵庫に入れる前に20分ほど常温で置きました。すこーしだけ膨らんで発酵したようです。
それと、ドライイーストと塩はあまり相性がよく無いので、塩はミルミルSを混ぜるときに入れてもいいのかもしれません。
お味は?
焼きたての熱々より、冷めてからのほうが好みです。
ミルミル風味、それはそれでOKの味。でも、久しぶりのスコーンだからやっぱりふんわりとしたミルクの香りが欲しいと思いました。
お好み焼き粉の味はあまり気にならず、生地自体はまずまず満足しました。
ローズマリー入りのほうは普通に美味しかったです。
スコーン作りは簡単なので、粉が残ればまた焼こう!