昨年秋に訪問した時のランチが好印象だったので、夜のメニューを食べてみたいと再訪問。一段と冷え込んだ大阪の靱公園でタクシーを降り、暖かなライトが灯るディファレンスの2階席に通されました。
お腹が空いているので夕食に対しての意欲満々のなか、ソムリエとあれこれ相談して決まったのがブルゴーニュの赤ワイン2015年です。ワイナリーなどはまだ調べていません。
見て下さいこの色を!ブルゴーニュらしい澄み切ったルビー色です。ボルドーワインの深い色に慣れている私でもこの色には安心感を覚えます。
色の印象を裏切ることなく、すっきりとした軽いのみ口ですが厚みは最後まで変わることはありません。これがどう開くのかとっても楽しみです。
献立はシェフにお任せのコースでした。
美味しいワインと出会ったことで機嫌よく夕食のスタートです。
この『D』の下に今夜のメニューが印刷されたカードが潜んでいます。
しかし素材が載っているだけで、どんな料理にしあがっているのかわかりません。お楽しみなんです。
ディファレンス 夜の献立 前菜
アミューズ
小さなカヌレのなかに何かのムースが詰まっています。このカヌレはスパイスが効いて好みでした。
珈琲
熱々のコンソメスープに鍋で軽く煮詰めた珈琲を目の前でミックスして出してくれました。コンソメと珈琲って相性がよいと思います。
でも少しだけでもシンプルにコンソメだけ食べたかったと思うのは贅沢でしょうか。
鮭
鮭とチーズと・・・緑色のパウダーは抹茶ではありません。野菜のパウダーでした。なんの野菜かは忘れましたけど・・・(汗)
鹿
鹿煎餅をモチーフにした自家製のクッキー生地の中に、鹿肉のタルタルを挟んでいます。
タルタルはこんな感じでした。
鹿は・・・まだトラウマが消え去ってないのでちょっと辛いものがありましたが、目を瞑って一気に食べました。
雲丹
鹿までは美味しいと記憶にありますが、この雲丹は・・・???な感じでした。どういう風にと言われると困るのですが、正直なところソースが塩辛くてどうしちゃったんだろうって感じです。まぁ一気に目を瞑ってパクッと食べましたけど、ちょっと疑問の一品でした。
白子
鱈の白子のフリットにスライスしたトリュフとマッシュルームのトッピングです。
これに目の前でソースをかけていただきます。
この白子は小さな一口サイズで、中がとろりとしていましたが、レア過ぎることもなく充分な火入れでした。
さて、ここまでが前菜です。アミューズを入れて6皿です。
ワインがやたらと美味しいので、最初は「グラス1杯でよいから」と言っていた私ですが、その発言を忘れたフリしてどんどんおかわりしてしまいます。そういう状況だったので、料理の素材やソースの材料などは覚えていません。
写真だけはしっかり撮っていたようで、たくさんの写真が残っています。霞んだ記憶を呼び起こしながら分けて更新しますね。
次はメインに続きます。