名古屋でこの見かけたことがあった『珈琲屋らんぷ』。黒と茶色と蔵というイメージのお店です。気になっていたのだけど、その時は立ち寄りませんでした。
のんびり気分で名古屋式モーニングに挑戦してみましょう!
バックに広がるのが青い空だとよかったのですが、あいにくの雨。蔵をイメージする素敵な建物です。
愛知と岐阜を中心に何店舗もある『珈琲矢らんぷ』は、この看板が目印です。字が大きくて+シンプルで+誰もが読める看板というのは素晴らしい。
いよいよ入り口に到着です。右手に入り口ドアがありまして、どうやって開けようかと思った瞬間に音もなくスっと開きました。自動ドアだったのですね(笑)
店内は分煙になっていまして、禁煙席はカウンターを通って奥のエリアにありました。カウンター付近も素敵なインテリアだったのですが、恥ずかしくて写真を撮らずに通り過ぎました。
ご自由にどうぞというので、小さなテーブルに座るとすかさずお水が届きました。せっかちな私は、お水を置いただけで去ろうとする店員さんに、「モーニングでお願いします」と注文してしまいました。
にっこり微笑んだ店員さん。「モーニングはお飲物を決めていただいて、それにトーストをサービスさせていただいています」と言いました。
おぉ、やっぱり珈琲の値段だけなんだ。憧れの名古屋式のモーニングです。
続いて、「トーストはこちらの6種類からお選びいただけます」と言うではありませんか!
え?そんなの聞いてないよ。確か『珈琲屋 らんぷ』のホームページにはエッグトーストって書いてあって、他のトーストは載ってなかったような・・・
なのに6種類から選べるなんてすごいです。
示されたメニューをざっと見て、小倉トーストと迷ったけれど『特製』の文字に魅せられて『特製エッグトースト』で注文しました。
ちなみに飲み物は、ハウスブレンドと言える『らんぷレギュラー』に決めました。
かなり長く飲んでない珈琲です。カップ1杯くらいは耐えられるはず。
注文を終えるとあとはリラックスして待ちましょう。そうそう、ここのモーニングって正午までオーダーできるのです。だから焦ることなく遅めの朝ごはんを食べに来たのです。
天井をぐるりと見渡すと、4mではきかないようで、6m以上はありそうな天井高が開放感があります。きちんと並んだランプシェードがインテリアの中心になっています。
無料Wi-fiはありません。コンセントもありません。でも、新聞や雑誌は充実しているようで、他のテーブルのお客さんは新聞や雑誌を取りに行っては席に戻っていました。
それだけ観察したところで、珈琲の到着です。あ、トーストも一緒に届きました。早っ!
【珈琲屋らんぷ】の特製エッグトースト
珈琲の表面はキメ細かな泡で覆われています。
泡ってほどじゃないのかもしれません。さすが、珈琲香房の名に恥じぬ香りが立ち昇っています。
一口飲んで、「ほ〜〜っ」とため息がでました。そのくらい珈琲を飲んでいなかった私です。やっぱり珈琲好きなんだと再確認いたしました。
お味は、抑えたほろ苦味とそのあとに続くすっきり感。コクもあり、でも濃すぎることなく上品に収まっているという感じでした。
一口珈琲を飲んだら、次は特製エッグトーストを齧りました。
厚切りトーストにエッグサラダをたっぷり乗せて軽くトーストし、ケチャップで飾ったパンです。
サービスのエッグトーストだから卵はほんの少しかな?なんて思っていましたが、結構厚く塗って(乗せて?)贅沢仕様。このくらいのケチャップは全然卵を殺してない。
せっかくですからもちっと寄りで撮ってみましょう。
手で持ってサクサク食べてしまったわけですが、最後の一口になって、三角っていうのは食べやすいなぁとしみじみ思いました。
気になることがあるとすれば・・・ひとつだけ。店内分煙といえども、お店をでたらなんとなく上着からタバコ臭が漂ったことです。外に出てしばらくすれば気にならなくなりましたが、禁煙者は敏感ですから仕方ないのかな。
【珈琲屋らんぷ】のメニューは実にシンプルです。
ドリンク(珈琲が中心)、トースト、ワッフル、デザートから構成されています。この中で、モーニングのトーストに種類があったり、多少の営業時間変更は各店舗で異なるようです。