以前ほど電車に乗る時間が長くないせいか新幹線でお弁当を食べる機会が減っている。
駅弁好きの私としては、スーパーなどでの駅弁特集で買ってしまうこともある今日この頃。
浜松駅で買ったお弁当写真がようやく溜まったのでUPいたします。よく写真取り置いていたなぁと我ながら感心もしました。
浜松駅の新幹線改札を入ると、YouTubeでよく見かける素敵なピアノが置いてあります。それを横目で見ながらお弁当売り場に直行しました。
出世大名家康くん弁当
浜松市のゆるキャラとして活躍中の『家康くん』が、お弁当の中に鎮座している幕の内弁当です。
しらす、鰻ご飯、アサリのしぐれ煮など地元の食材がはいって、彩もよろしくつい手が出てしまいました。
肝心の家康くんは、お弁当の上部中央、デザートの小さなおまんじゅうに貼り付いています。
この、家康くん、駅近くの工事現場でクレーンの上部にも描かれていました。
そういえば前回のエアパークで『家康くんカレー』を食べましたよ。
一度見たら親みがわくキャラクーです。
浜松三ヶ日牛&遠州しらす弁当
堂々としたこのパッケージ、三ヶ日牛って食べた記憶がない。
これは買うしかないと思ったのですが、牛弁だけのバージョンとこのしらすが付いたのをしばし悩んでから購入しました。
お弁当にしらすを入れるくらいだから、かなり自慢のしらすのはず。蓋を開けてみるとアサリのしぐれ煮も乗っていたので得した気分になりました。
三ヶ日牛は、思ったより柔らかく肉の味も適度な濃さでたいそう美味しかったです。
そしてしらすが予想よりも美味しくてちょっとびっくりでした。なんと言いますか、色白で香りが良い!
おすすめのお弁当です。
赤飯弁当
お昼をとっくに過ぎた時間だったので、お弁当も残りわずか。
そんなときに真っ先に目についたのがこのお赤飯です。別添えでごま塩の袋がついています。この別袋というのが胡麻が苦手な人には嬉しい仕様です。
おかずは定番の幕の内弁当とほぼ同じ。可もなく不可もないといったところでしょうか。
浜松名物 浜の釜めし
パッケージの紐を解いてから、写真撮らないと・・・と気が付いて、慌ててパチリと撮影しました。赤が目立つパッケージです。
しかも『釜めし』の文字にぐっときて、この時は迷わずにこれをチョイスしました。
峠の釜めしを筆頭に、釜めしは全国的にハズレがないと思います。
お醤油味の炊き込みご飯の上に、鶏そぼろ・炒り卵が乗っかって、その上に具材がトッピングという仕様です。
写真のようにお箸ではなくスプーンがついていました。スプーンだから揺れる車内でもこぼさずに綺麗に食べることができます。
鰻はちょいと硬くてゴムっぽいですが、野菜は美味しい状態に仕上がっています。ご飯とトッピングの馴染みもよくて、たいへん美味しくいただきました。
味のついたご飯が大好きな私としては、この釜めしがイチおすすめのお弁当です。
駅弁のススメ
冒頭にも書きましたが、最近は駅弁を食べる機会が減りました。
車での移動が多いせいもあるでしょう。電車に乗ってる時間も短くなり、特急や新幹線でも車内販売が減っている。コンビニのお弁当やスナック菓子が手軽なこともありますし、ますます駅弁のチャンスが減っております。
それでもお弁当好きで、しかも駅弁ならその地方の食材が楽しめるので一石二鳥。さらにはデザインや新しい技術が詰まったお弁当の世界はすごく楽しい世界でもあります。
技術といえば、最初の家康くん弁当には、家康くんの顔がお饅頭に張り付いています。昔は、焼きゴテを押し付けて茶色の絵柄をお饅頭につけていたはず。それが今はカラーシートを貼り付ける、そしてそれが食べてもOKな素材に進化しています。
写真には撮っていませんが、お弁当の蓋を開けると蓋と中身が接触しないように薄い透明のシートが挟まっています。あれも最近はご飯やおかずがシートにくっつきにくい素材になっています。
駅弁の中には紐を引っ張って温めるものもありますし、容器に直接カラー印刷する技術もあります。
手持ち無沙汰な旅の移動で、そういうことを考えながらですとお弁当を食べ終えるのが名残惜しい気分になります。
え?そんなこと考えながら食べるのって私だけかなぁ(笑)
とにかく今回は、釜めしに出会えてよかったです。
遅いランチだったので、途中下車して夕飯を食べるのは取りやめにしました。お腹が空いているときに食べるのが一番美味しいですものね!