行きそびれた課題店のひとつ、サンセリテにようやく予約が取れた。
予約時にどのコースにするか聞かれるので、松阪牛の一皿が入った贅沢なコースを選びました。
到着したのはきっかりオープンの時間です。
朝は曇り空だったのに、到着する頃には晴天となり、アイボリーを基調とした12席の店内は、テーブルがゆったりと配置され、明るくて写真撮りには最適の環境です。
パン皿の上方にガラスの器が置いてあります。ちっさいバターだなぁと思っていたら・・・
「おしぼりをどうぞ」とスタッフがミルクピッチャーでお湯を注いでくれました。おぉ・・・バターじゃないのね(笑)水分を含ませて大きく復元する使い捨てのおしぼりでした。
斬新なお店って、料理も斬新なのかな、と憂いが・・・
そうなんです、奇をてらった料理がでてくるのかどうか、心配です。斬新でなくてよいですから、一定以上のレベルの食材、優しい味付け、食欲のそそる盛り付け、そして素人が家庭ではできないプロの技があればそれでいいですからね!
さあ、どきどきしながらランチのスタートです。
アミューズ
伊勢真鯛のタルト チョリソーサブレ
このスプーンに見覚えがあります。最近、おしゃれなレストランでみかけるポルトガルのカトラリーです。すっごく軽くて食べやすいので覚えていました。
ブルーの花は契約農家で栽培しているポリジという食用花です。
松阪豚のリエット カカオ風味のエクレア 甘夏のマーマーレード
ブランド化に成功した松阪豚は、甘みは控えめですがしっかりとあり、噛めば弾力が帰ってくる力強さがあります。クセがなく非常に食べやすいポークなので楽しみにしていたら、期待を上回る美味しさでした。
隠し味の甘夏のマーマレードが良い仕事してます。
乾燥してパリッとしていると思ったエクレアの部分が、意外にしっとりとした生地でペースト状のリエットと一体感がありました。
前菜
アオリイカ ホッキ貝と新玉ねぎのサラダ ホワイトアスパラガス
ビーツとラズベリーヴィネガーのソース
盛り付けが食欲をそそります。
なんだか爽やかな香りがします。
さっと湯通ししたくらいの烏賊は、しっとりとしてプリプリして・・・
やや酸味の残るラズベリーヴィナがーであっさりと仕上げて居ますが、新玉ねぎがアクセントになってなかなか食べ応えのある魚介系サラダでした。
細切りにしたホッキ貝も新鮮さがわかりました。
写真が多いので今日はこのくらいにしておきます。
次回はいよいよメインの登場です。お楽しみに!
キュイジーヌ フランセーズ サンセリテ
住所:住所松阪市下村町字坊山1964−5
営業時間:11:30〜15:00 18:00〜22:30
定休日:水曜日 第1火曜日
ウエッブサイト:http://sincerite-0215.com/