鮑の網焼きを食べ、お腹もちょうどよい満足感です。
が、宴はまだまだ続きます。ええ、まだ前哨戦でございました。
辛口の、すっと喉を通るあっさりとした白ワインをグビグビ飲みたかったのですが、量はあまり飲めませんので、ちびちびと啜っていたところに届いたのが、このお椀。
素敵な有田焼のお椀です。
椀物
すっぽんのスープ
蓋を開けると、濃い出汁の香りがしました。
椀の中は、地味な色ですが、なんと!すっぽんのスープです。少量に見えますが、かなり濃厚でギトギト系のはず。
白いひらひらしたものは、白木耳(しろキクラゲ)とお見受けします。まさか、ツバメの巣とかではないよね?たぶん、木耳!木耳!と思って食べました。
揚げ物
海老真薯
真薯というのはなかなか家庭では作らない。粗刻みにしたり、すり潰したりして作るので面倒な料理と言えます。
面倒なものをお店で出してくれるとテンションは上がりますが、海老NGの残念な私は写真だけ撮らせてもらいました。
口に入れた人は、思わず「おぉ!」と声が出ていたので、美味しかったこと間違いなし!
焼き物
佐賀牛のステーキ
佐賀牛のフェレステーキは柔らかくて、クセのない肉味は深みもあってたいそう美味しく感じました。
添えられていたのは、胡椒・ポン酢おろし・ホースラディッシュ・・・だったと思います。なんだか記憶が曖昧です。
もうお腹一杯だと思っていても、食べる前は3切れでいいのにと思ったはずなのに、口中に広がる肉の甘みが私を誘い、イッキに完食してしまいました。
添えの野菜も過不足なく、全部お腹に収まりました。
飯物
生姜おこわ
生姜ご飯ですと出されましたが、もっちりしたお米でしたから、きっとおこわになるのだと思います。
新生姜を炊き込んだご飯ですが、出汁がきいてとっても優しい味でした。
胡麻NGの私ですし、お腹いっぱいですから、このご飯は胡麻の手前までで終了です。味見だけさせていただきました。
アサリのお味噌汁
飯物と一緒に出された、お味噌汁です。
大きなアサリもふっくらして食べ応えありましたが、何と言っても久しぶりの白っぽいお味噌に感動しております。ややもすると赤味噌が多かったので、普通の田舎味噌は久しぶりです。
飲んだあとの締めの汁物として捉えているのでしょうか、濃い出汁に強めの塩気を感じました。それまでの料理が塩控えめで素材重視だったせいでしょうか。この塩気がなんとも言えず和んだのでした。
水菓子
西瓜(すいか)
一切れだけいただきました。とてもあっさりした西瓜でした。
写真写りがよくないですが、水分の多さを見てもらえるでしょうか?
さっぱりとお口直しにはちょうど良い。
そしてまだ赤ワインを飲んでないということで、このお店を出てから、ふらふらとワイン店まで移動を始めたのでした。