独特なうどんの茹で加減が特徴の山本屋本店に行くことになった。梅雨が終わってイキナリ40℃を記録した暑い夏の日でした。
暑い季節に熱々の煮込みうどんはどうかと思うが、混んでないだろうから狙い目かもしれない。名古屋めしのお店はどこも結構並んでいますからね。
それに汗をたっぷりかきながらの煮込みうどんというもの魅力的。
到着した山本屋本店は、冷房が効いて涼しい店内からお手入れが行き届いたお庭が見えます。
もちろん夏の冷やしメニューもありました。一瞬だけ、ほんの一瞬だけ冷やしうどんの文字にぐらっときましたが、頑張って踏みとどまって『味噌煮込みうどん』を注文。生卵はお苦手じゃないですか?と聞いてくれました。
もうちょっとで生卵抜きをお願いしそうになり、ここも踏みとどまって、大丈夫ですと答えました。
なんでも、山本屋本店の味噌煮込みは卵を絡めて食べるのがよいのだとか!挑戦してみようではないですか!
すると、お漬物をどうぞと山盛りのお漬物のお皿が届きました。
浅漬けの胡瓜の美味しいこと!そして驚くことにこのお漬物、おかわりできるんです。可愛い店員さんが、大きな鉢を持って「お漬物、もっといかがですか?」と聞いてくれるのです。
ほどなく届いた味噌煮込みうどんは、表面がぶくぶくと揺れるほどに熱々です。
1人用の土鍋に、極太のうどんと卵黄、かまぼこ、ネギ、刻み揚げのトッピングで、写真のとおりです。
ご飯も付いてます。頼んでないので首を傾げていると、お昼時はご飯とお漬物を無料でおつけしていますと説明してくれました。
さあ、楽しいお昼ご飯の時間です。
エプロンを付けていただきます。
土鍋の蓋の内側をお椀に見立てて、うどんを少し移動させます。
そうでもしないと熱いので食べることができません。冷ましながらたべるのですが、それにしてもこの極太のうどん、ちゃんと茹ってないんじゃないの?というくらい芯があります。
まぁそれが特徴らしいのですが、ごわごわとして上手く口にはいりません。
少量ずつ押し込んでよく噛んで食べます。
味噌は思っていたよりも濃くて、とろみがあります。少し鰹の香りがしました。
なるほど、これは白いご飯にも合いますね。
少し食べ進んでから、こんどは卵を崩してうどんに絡めて食べてみました。あ、これは良い!まろやかになって味が深くなります。断然卵入りをおすすめします。
少し冷めてもきたので、蓋は使わずに直接一人鍋から食べることができました。卵が固まり始めるので時間との勝負!頑張ってイッキに食べました。
美味しいです、味噌煮込みうどん!食べ終わる頃にうどんの硬さがちょうどよいアルデンテくらいになってました。
山本屋本店