土曜日の名古屋駅は、お祭りイベントのダンサー達や観光客でごった返していました。
各線の駅改札付近やデパ地下、新しいビルへのアクセス通路などはまっすぐ歩けないどころか渋滞していました。
そんな中、私鉄とは逆方向になる新幹線改札からアクセスできる地下街『エスカ』は混雑が少なめです。こういうのを穴場というのでしょうか。
もちろんお昼時の飲食店はどのお店も並ぶのですが、桜口付近よりも少なめです。
ようやく名古屋駅でたっぷりの自由時間を捻出しましたので、名古屋めしコンプリートのために頑張ってみたいと思います。
過去には、櫃まぶし、手羽先、味噌カツ、きしめん、味噌煮込みうどんと名古屋めしをクリアーしてきました。
今回は『あんかけスパ』に並んでみました。
エスカにある人気のお店、『マ・メゾン』の前に行ってみると、お店の前に並べてある椅子に何人か座って待っています。
入り口外に名前と人数を書くウエイティングボードがありましたので、名前を書いて、最後の椅子に座りました。
何を食べようかな〜。あんかけスパの他にサイドメニューなどもあるのかな?そんなことを思いながら店内を見ると、メニューが大きく掲示されていました。しかも、人気ランキング付きです。
ほどなく名前を呼ばれてカウンター席に案内されました。
店員さんのアドバイスを聞きながら、まずは基本で一番人気の『ミラカン』を注文しました。
トッピングの具材が、玉ねぎ・ピーマン・コーン・ベーコン・ウインナーソーセージとなっています。
「普通盛りでいいですか?」と聞かれたのですが、そういえば、ネットでのあんかけスパの概要は「量が多くてお腹がいっぱいになるので男性に人気」とありました。
普通サイズってどのくらいの量?と聞くと、パスタが300gと少々ですという答えが・・・。
聞いてよかったです。300gは無理だから(汗)
『ミラカン 小』を注文。カウンターに乗り出した体を深く椅子に座り直してほっと一段落です。
さあ、楽しい名古屋めしランチの時間です!
オーダーは順番に作っていきますので、自分の番になるまで意外に時間がかかりました。他のテーブルに運ばれる湯気を登らせたスパを見ながら、じっと順番を待ちます。
豪華に味噌カツが乗っかったスパを頼んでいる人が多いようです。
店内には、あんかけスパとは何ぞや?の説明ボードなどもあって、待つ時間を退屈させません。
ようやく届いたこれが『ミラカン 小』でございました。
あんかけスパというのは、2.2mmの太めのパスタに、独特のとろみのついたパスタソースがかかっているものです。ソースは、野菜や肉を煮込んで作り、それに片栗粉で餡(あん)状態にしたものと思います。
フォンを煮込んでいけばとろみはつき、デミグラスとなるのですが、名古屋めしのあんかけスパはデミグラスではなく、煮込み時間は少なくて片栗粉で調整したもののようです。
パスタは常時茹でているようでしたが(キッチンが少し見える席でした)、届いたものは茹でたてではありませんでした。
ふむ・・・先行して茹でて置いて、順番に使ってるのかな。
スパは温く、ソースは熱々なので、かえって食べやすいと思います。
ソース自体に深みはないのですが、味はちゃんと付いていて、B級グルメにふさわしいレベルでした。
ミラカン小、720円。たいへん満足いたしました。