台風15号が去って、16号の発生を見守る中、その日は朝からピーカン晴れ。雲ひとつない素晴らしいスタートでした。
古民家でのランチを終え、意気揚々と各務ヶ原へ出発しました。
事前にイベントがあると情報を得ていたのですが、昼食後くらいの時間になれば混雑は緩和されているはず。そう思って呑気に移動していたら、またしても渋滞です。
途中で到着を諦めて引き返そうよと何度か話題になったのですが、結局最後まで並んで駐車場に入りました。
舗装している駐車場は、フェラーリなどのスポーツカーを展示していて興奮気味の人たちが車の周りを取り囲んでいます。
会場に入れば和太鼓の演奏や、屋台がたくさん出ていました。
前庭にも飛行機の展示はあるのですが、大きな羽の下は日差しを避けて休息をとる家族連れがたくさんいましたので、思うように写真は撮れませんでした。
ようやくたどり着いた博物館。入り口で入場料600円を券売機に投入して展示場に入りました。
ちなみに入場券を持っていると、その日は何度でも出入りできるそうです。CafeやGift Shop、外の展示場に安心して出られます。入り口で説明してくれたので安心できました。
展示場に入ってすぐの部屋に飾ってある飛行機です。
1910年、フランス製の飛行機を輸入し日本初の動力機の飛行に成功したのが、日本での航空機歴史スタートとなります。
驚くことにその翌年、1911年には国産の動力機の初フライトが成功しています。
上の写真は確かフランス製の一号機かと・・・。今となっては記憶が曖昧なのですが、オシャレな配色に心惹かれるものがありました。
エンジンも公開されています。ここから燃料が噴射されて動力となるんだよなぁなどと、うっとりと眺めてしまいました。線が何本も出ていますが、間違えずに配線できてるって凄い。
2階の休息スペースから下を見るとこんな飛行機が。
上を見上げるとクラッシックでオシャレな飛行機が・・・。
実はこういうデザインが好きなんだよと心のなかで呟いたのは内緒です。
過去に何度かグライダーに乗ったことがあるので、空を飛ぶ感覚は覚えています。
広い展示場に移動するとたくさんの飛行機が並んでいました。
上からも見れるし、下でも近づいて見ることができます。
この展示場横に、上映時間15分の映画を見るスペースがあります。
ふっくらとした大きな椅子が階段状に並んでいて、寛ぎながら『鳥のように飛んでみたい』というタイトルの映画を見ました。ライト兄弟から始まって現代までの飛行機の歴史をざっと説明してくれます。
建物の2階はロケット関係のことを展示していました。
他の惑星で作業するロボットや、衛星のこと、来年の東京オリンピックの時に中継が入るロケットの模型などもあり、なかなか興味深く見ることができました。
渋滞を諦めずに到着してよかった、よかった。
外に出ると日差しが弱まって夕暮れに差し掛かり、コラボイベントのフェラーリはほぼ撤収されて静かになっていました。
とても賑やかな会場でしたが、人の少ない静かな時にもまた訪れたい博物館でした。