お江戸に行くよ〜と連絡すると、いつも集まってくれる仲間がいます。今回は急な連絡だったので少人数になりましたが、新橋で集合してくれることになりました。
最近はスマホのナビを使って、初めて訪れる店でもたどりつけるようになりましたが、夜の新橋は少し難しく・・・
案の定少し迷って到着しました。迷ったので正確な場所は説明できませんが、店名に魚がつく有名な居酒屋さんの前を通り、そのお店の支店の前も通り、さらにそのお店のイタリアンバルの前も通って、なんだかぐるぐる回ってようやく着いたら、目指すシンバルは2階にありました。
次に来るときは、JR新橋駅からほんの数分で到着できると思います。
奥のテーブルに座ると、気取らなくてほっとするインテリアに、今夜は腰を据えて飲むぞ〜!という心構えができます。
メニューも見たのですが、幹事さんにお任せにいたしました。
まずはシャンパンで乾杯です。この夜はシェフがアルザス気分なのか、最初から最後までアルザスだったような気がします。
まずは、小イワシの一品がでてきました。干物にして素揚げにした?よくわかりませんが、塩けがとっても美味しくて、目をつむって頭から齧りました。
玉ねぎのスープ エスプーマ仕立てです。
このお店の人気メニューです。
カウンターにドンとおかれた生ハムの枝から、キューブ状のものと薄切りです。脂肪の少ない赤身の部分で好みです。どちらかといえばキューブ状のもののほうが好みかな。
そして、とても気になっていた卵焼きです。
トリュフ入りのだし巻き卵の登場です。黒いブツブツがブラックトリュフです。
なんと良い香りでしょうが!
しかし、トリュフの美味しさがわかるようになったのは、最近なんです。
鼻に抜ける時の香りのよさというのは、説明し難いのですが、単に卵焼きに深みが増したというところでしょうか。大人になってよかったと思う瞬間でもあります。
合間にキャベツの塩昆布いりピクルスとか
茗荷(みょうが)のピクルスとか出てきました。この茗荷がやたらと美味しくて箸が進みます。
ワインも進みます。
次に温かいグラタンが届きました。アスパラガスにチーズ入りペシャメルソースを合わせたようがお味だったと記憶します。
そして何かの煮込みです。ラタトイユっぽかったですが、チキンが入ってのかな。
もはやこのあたりで意識があまりはっきりしない。
お肉のお皿は覚えています。首のところのお肉を柔らかく煮た一品です。美味しくてあっというまに平らげました。ポテトも美味しかったなぁ。
ワインが3本、空きました。それにシャンパンを飲んでますから、かなりの量かと思います。
酔いどれをタクシーに押し込んで、少し涼しい風を気持ちよく感じながら宿まで歩いて帰りました。
気持ちの良い接客と、気の利いた居酒屋メニューで、旧知の仲を暖めた夜になりました。
ごちそうさまでした。