雨があがってお散歩が楽しくて仕方がない。気がつけばお昼時でお腹が空いてきた。
秋も深まって蕎麦の季節ですし、宿泊ホテルから10分くらいのところに大好きな蕎麦屋がある。長い歩道橋を渡り、少し歩けば有名な日本料理のお店やステーキハウスがある一角に素朴な暖簾をかけて佇む、なんとも味わいのある店構えです。
住所は銀座八丁目ですが、昭和通りの築地方面側は交通量は多いけれど歩く人が少なくて、ここも金座なの?って感じです。
目指すは、銀座中学交差点!その交差点から銀座中学の方を見れば、成富の看板が見えます。
よかった、営業してます。そしてカウンター席が空いてる。
午後1時だから少し一段落したかな〜という雰囲気が店内に漂っていました。
メニューは多くないのだけど、この日は少し悩みました。
天ぷらが美味しそうなんですもの。
でも、朝ごはんをたくさん食べたし、夜は宴会だ!やっぱりいつも通り、シンプルにいきましょう!
カウンターの中では店主さんが心配そうに私が注文を決めるのを待ってくれていました。
やっぱり、今回もせいろを注文しました。
注文が通ると、店員さんがセッティングしてくれます。
これが成富の、蕎麦を食べる初期設定です。
注文を終えて、蕎麦を茹でるのを見学しながら大人しく待ちました。
蕎麦大好きですもの、届くのが楽しみで楽しみで・・・つい、顔がに緩んでしまいます。
四角い木の箱に綺麗に並んだ蕎麦を、計量しながら注文分だけ準備して、大釜で一気に茹で上げます。
温かい蕎麦と冷たい蕎麦の注文を同時に出すのは結構難しいだろうな、なんて考えながらカウンターの中をみていました。
成富は北海道か茨城県産の蕎麦粉を使います。その時によって違うようです。
どうですか、このシンプルな盛り付け。
蕎麦を食べるのですから、蕎麦だけでいい!と思うのは私だけでしょうか?
目一杯近寄って撮ってみました。
ツユは濃すぎることなく、節の匂いがたまらなく良い感じに仕上がっていました。
よく噛んで最後まで楽しんで食べました。
ごちそうさまでした。